ポンコツなわたしで、生きていく:いしかわゆき著【20240826配信】
これはPSYCHE Morning Tips 第6回の配信内容のまとめです。
配信を聞きたい方はコチラ(Xスペース)
書籍の購入はコチラ(楽天ブックス)
こんにちは、読者の皆さん。今回は、ライターとして活躍しているいしかわゆき氏の著書「ポンコツな私で生きていく」から学んだ、弱い部分や欠点も含めて自分らしく生きる方法についてお話しします。
ポンコツの受け入れ方
まず、ポンコツな部分をどう扱うべきか、3つのポイントを見ていきましょう:
- ポンコツは治すのではなく受け入れるが正解
- 自分の弱点や欠点を直そうとして無理をすると、かえって体調を崩す可能性があります。
- ポンコツな部分は性格のようなもので、完全に直すのは難しいのです。
- 優秀かどうかは環境次第
- 同じ人でも、環境が変われば評価が180度変わることがあります。
- 例えば、いしかわ氏は飲食店では不適合でしたが、ジムのアルバイトでは優秀だと評価されました。
- 自分にあった「人」「時間」「場所」を変える
- 経営コンサルタントの大前研一氏の言葉:人間が変わる方法は、時間配分、住む場所、付き合う人を変えることです。
- 決意を新たにするだけでは変われません。
特に注目したいのは、環境の重要性です。私たちは往々にして自分自身を変えようとしますが、実は環境を変えることの方が効果的なのです。
選択肢を増やす
次に、自分に合った環境を見つけるための方法を見ていきましょう:
- 知ることは選択肢を増やすこと
- 様々な生き方や働き方があることを知ることが大切です。
- いしかわ氏の例:社会人コミュニティでフリーランスの存在を知り、新たな選択肢を得ました。
- ポンコツこそ誰かに頼ろう
- 一人で全てをこなそうとせず、得意な人に任せることが大切です。
- 苦手なことを克服しようとするより、得意な人に頼る方が効率的です。
- 苦手なことを避けることで自分の強みが見えてくる
- 嫌いなことや苦手なことをリストアップし、それらを避ける方法を考えましょう。
- 結果として、自分の強みや適した環境が見えてくるのです。
継続の重要性
自分に合った環境や仕事を見つけたら、次は継続することが大切です。ここで3つのポイントがあります:
- やめなければいつかなんとかなる
- 結果を求めすぎず、のんびりと続けることが大切です。
- いしかわ氏の例:ライターとして成功したのは、ただ書き続けたからです。
- 続けるためには完璧主義にならないこと
- 100点を目指すと挫折しやすいです。
- 6割くらいの完成度でも出す練習をしましょう。
- ポンコツ=悪ではない
- ポンコツは単に少数派であることが多いのです。
- 「普通」の定義は文化や環境によって異なります。
実践のポイント
これらの考え方を実践するためのポイントをいくつか挙げてみましょう:
- 自己分析をする
- 自分の好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、苦手なことをリストアップしましょう。
- これにより、自分に合った環境のヒントが得られます。
- 小さな一歩から始める
- いきなり大きな変化を求めず、できることから少しずつ変えていきましょう。
- 例:朝が苦手なら、まずは5分早く起きることから始めます。
- 成功体験を積む
- 小さな成功でも認め、自己肯定感を高めましょう。
- 6割の出来でも評価されることを実感することが大切です。
- 他者の意見に振り回されない
- 自分の価値観を大切にし、他人の評価にとらわれすぎないようにしましょう。
- 「自分はこれでいいんだ」と思えるようになることが目標です。
まとめ
今回のポイントをまとめると以下のようになります:
- ポンコツな部分は直そうとせず、受け入れる
- 自分に合った環境を探す
- 知識を増やし、選択肢を広げる
- 苦手なことは避け、得意なことに集中する
- 完璧を目指さず、継続することが大切
- ポンコツ=悪ではない、単に少数派かもしれない
私自身、この「ポンコツを受け入れる」という考え方に出会って、大きな安心感を得ました。完璧を目指すのではなく、自分らしさを認めて生きていく。そんな生き方ができるようになったのです。
皆さんも、自分のポンコツな部分を笑い飛ばしながら、でも自分らしく生きていけたらいいですね。今日からでも、少しずつ自分に合った環境や生き方を探してみてはいかがでしょうか?
それでは、今日も素敵な一日を。ポンコツな自分も含めて、丸ごと愛しながら過ごしましょう。